映画「鍵泥棒のメゾット」を見た

とにかくポップで楽しめる作品。雰囲気は明るいけれど、話はよく作り込まれているし、すごく手が混んでいる。

 

私の通う専門学校だけかもしれませんけれど、みんなやたらと暗い話やら、意味のある話やら、思想があるお話を作りがちなんですね。社会問題を取り上げたものなんかもありました。

 

なんか、映画っていうものはこうじゃないといけない。みたいな感じで。人に何か考えさせなくてはいけないんだっていうふうな意図で、作っているんです。

 

間違いじゃありません。でもなんだか、伝えたいことを自分の代わりに主人公に話させたり、やたらと設定を難しくしたりで、やりたいことが渋滞しているように見えて仕方ないんです。

 

やりたいことをやるばっかりで、見る人のことを考えていない。

 

話が脱線しました!!!!

 

ぐちぐち言いましたけど、私が言いたいことはこの「鍵泥棒のメゾット」という映画の、話作りの丁寧さです。何より主人公とヒロインがすごく魅力的でした。邦画独特の雰囲気も感じられず、どちらかというと洋画に近い雰囲気を感じました。

 

見る人のことを最大限におもてなしした作品。楽しませて、ハラハラさせて、感情を常に動かされる。アトラクションのようでした。

 

特に主人公の感覚は、おそらく一般人に近いものなので、感情移入などもしやすく、その分他のキャラクターの異質さというか、特徴が際立っていました。

 

伏線の回収が美しい作品です。

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本ページの情報は2022年11月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
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