映画「天気の子」を見た

思えばもう数年も前の作品ですね。結構好みが別れるんじゃないか、という作品。

 

というのも、この映画は自分をどの位置に置くかで結構感想が変わってくるんじゃないかと。例えば主人公に感情移入して見ればハッピーエンドですけれども、自分を第三者として見ると、なんというか、私たちは優先されなかったその他の人間なんですよね。

 

主人公はヒーローのようなポジションにいながら、自分の感情を優先する。ヒロインか、大勢の人たちか。意外とこんなにも極端な選択って、他の物語ではないんですよね。多くの場合、主人公は大勢の人間を助けるために突然家を飛び出す。ヒロインは例え記念日や誕生日、または出産をほったらかされても、主人公の行動に理解がある。またはそんな主人公が好き。

 

結構、こんなふうにヒーローが愛を優先するような例って、本当に「天気の子」が代表なんじゃないかなって思います。

 

本当に見方によって感想が変わる映画。私は結構、この主人公に好感が持てるんですけどね。

 

知らない誰かよりもきっと、大切な人を優先してしまう。

 

愛って結構共感しやすい感情だと思うんです。逆に、正義って結構曖昧だったりしませんか?人によって、本当にラインが違うというか。

 

この主人公の選択を、衝動的だとか、幼い選択だといってしまうのは、なんだか悲しい気がするんですよね。そんなふうに言って責めて良いのは、主人公だけだと思うんです。

 

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