映画「セッション」を見た

狂気

 

たくさんの賞を受賞した作品。この映画「セッション」、実はすごく話題になったラ・ラ・ランドと同じ監督の作品です。どっちの方が有名なんだろう?どっちも音楽が圧巻の映画ですね。

 

個人的な感想としては、引き込まれる映画というかんじ。この映画の音を聞いた瞬間から、グッと映画のストーリーに引き摺り込まれるような感覚があったんです。離さないぞと言わんばかりのドラムの演奏と、それに相対して静かな会話シーン。特に、主人公と鬼講師の会話は、気持ちが悪いくらい静かで息が詰まるようで、そしてそこに追い込みをかけ、焦らせるようなドラムの音が息を詰まらせました。

 

この映画は、主人公がドラムにどんどんのめり込んでいくんですよ。主人公は立派で、名前の残るドラマーになりたいんです。練習して、練習して、そして名前のある人に自分の才能を見つけてもらえた。

 

そしてその人の元で褒められた経験。怒られた経験。それらをバネとして練習する。バチを血だらけになりながら握って、ドラムを叩くんです。

 

努力家の素晴らしい主人公だ!と、一言でいってしまうのは勿体無い。そこには確かに狂気があるんです。人によっては、天才のように見えるかも。

 

私はこの主人公が羨ましくて仕方ありませんでした。周りの目を気にせず、自分だけを信じて練習して、好きなものに狂える。

 

名前をあげる人って、結局こんくらい好きなことに狂える人かもしれない。

 

私は夢以外も、恋人とか、睡眠とか、だらだらする時間とか、家族とか、友人とか、大切なものがたくさんあって、だからこの作品の主人公みたいにはなれないなと思うんです。楽しく暮らしたい。生きたい。結局、私の中心はこれなんです。

 

話がずれました。

 

このお話の一つの魅力は、人間の狂気です。主人公がどんどんドラムに落ちていく様子は、背中にじんわりと汗をかくような不気味さがあります。

 

ぜひ、この映画の結末を皆さんもその目で見てみてください。もしよろしければ、この映画の感想を気軽にお書きください。そういう考えもあるのだな、なんて勉強させていただきます。

 

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